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【TP-Link】Archer AX55のおすすめポイントは?【高コスパのwifi6ルーターを評価レビュー】

この記事はTP-LinkのWiFi 6対応ルーター、Archer AX55のおすすめポイントはどこなのか?評価レビューしている記事です。

TP-LinkのArcher AX55に興味があるんだけど、どうなのかな?性能やスピード、機能について詳しく知りたいな!
と言う疑問に答えます。
TP-LinkのArcher AX55は、2021年12月16日に発売のIPv6 IPoE対応したWi-Fi 6ルーターです。

約1万円ほどで購入できるコスパの良さと、性能の高さのバランスが取れたWiFiルーターだと感じます。
そこでこの記事ではTP-LinkのArcher AX55の評価レビューとして、デザインや性能や機能について詳しくレビューしていきます。
Archer AX55に興味がある人は、是非参考にしてみてください。

【TP-Link】Archer AX55の特徴は?【1万円で買える高コスパのwifi6ルーター】

まず結論から。

TP-Link製のArcher AX55のおすすめポイントは、IPv6 IPoEやWiFi 6など最新規格に対応していて、高性能なWiFiルーターといえます。
TP-LinkのWiFiルーターを利用するのは2台目ですが、他のTP-Linkのルーターと同じように使い勝手が良いです。
特に管理画面の使いやすさや、安定したスピードが出る部分は特徴的なメリットだと感じます。
- IPv6 IPoE (IPv4 over IPv6)に対応(v6プラス・OCNバーチャルコネクト・DS-Lite)
- 最新WiFi規格であるWiFi 6に対応
- 4本の外部アンテナを搭載
- ビームフォーミングで電波の届く範囲が広い
- デュアルバンド対応でスピードが落ちにくい
- スマートコネクト対応で、SSIDが統一される
- 最大48台まで同時接続が可能
- HomeShield(セキュリティサービス)搭載
- OneMesh機能対応で、メッシュWiFiを構築可能
- VPNサーバー(OpenVPNとPPTP VPNサーバー)として利用可能
- スマートフォンアプリTetherで簡単に設定可能

このとうにWiFiルーターとして、非常に多くの機能を搭載しています。
もちろん6本のアンテナを搭載した上位モデルと比べると、電波の届く範囲が違いますが、OneMesh利用でメッシュWiFi化出来るのも嬉しいポイントです。
外付けアンテナが付いているモデルの中ではコンパクトですし、少し広めの建物にお住まいの方には非常におすすめできます。

【TP-Link】Archer AX55をレビュー【デザイン・使い勝手・スピード・機能・不満点】

それでは順番にArcher AX55の詳細についてレビューしていきます。

デザインや機能・使い勝手をレビューしていきます。
- デザイン⇒4本の外付けアンテナ搭載しているがコンパクト
- 使い勝手⇒アプリを利用して簡単に初期設定が可能
- スピードと安定性⇒買い換えるだけで、実測速度は改善する
- 注目の機能⇒OneMeshを利用すると簡単にメッシュWiFi化出来る
- 不満点・デメリット⇒他のTP-LinkのWiFiルーターと違いがわかりにくい
順番に解説していきます。
デザイン【4本の外付けアンテナを搭載しているがコンパクト】

まずデザインからレビューしていきます。

4本の外付けアンテナを搭載したモデルですが、思った以上に軽くてコンパクトなWiFiルーターです。
アンテナは可動式で向きを変えられますし、別売りのスタンドを利用すると縦置きも可能です。


ACアダプターもコンパクトなので、コンセントに差し込んでも邪魔にならない点も良いポイントです。


外付けアンテナの分だけサイズが大きく感じますが、軽くてコンパクトなWiFiルーターです。

使い勝手【アプリを利用して簡単に初期設定が可能】

次に使い勝手についてレビューしていきます。

初期設定や管理画面は分かりやすく、WiFiルーターに慣れていない方でも安心して使えます。
特に初期設定は、同封された説明書に手順が細かく書かれていて、悩むことなく完了します。


またTP-Linkの特徴として、初期設定や管理のためのアプリがあります。
このアプリを利用すると、外出先からでもルーターの状態や利用状況を確認変更できるので便利です。
自宅だけで利用するならブラウザでも良いですが、外でもチェックしたい場合はアプリを利用すると良いでしょう。


今回はブラウザから初期設定しましたが、管理画面はレスポンスが早くて見やすく、細かい設定が可能です。
他社のルーターだと、管理画面が重くフリーズしやすいモデルも多いので、その点では安心して使える点が魅力と言えます。

スピードと安定性【買い換えるだけで、実測速度は改善する】
次にスピードと安定性についてレビューしていきます。

以前はバッファロー製のWSR-2533DHPと言うルーターを利用していて、下記のような実測速度でした。

悪くはないスピードですが、それほど速い!というスピードではありません。

同じ場所(ルーターは1階、PCは真上の2階)で、Archer AX55を利用すると、下記のようなスピードを計測しました。

ルーターを変えただけで、改善したスピードを計測することができました。

筆者のネット環境は遅いので、100Mbps以上のスピードは出ませんでしたが、ネット回線環境が良い場合はもっと速度が出るハズです。
現在利用しているWiFiルーターが遅い!と感じる場合は、買い換えるだけで大幅にスピードが改善するかもしれませんね。

注目の機能【OneMeshを利用すると簡単にメッシュWiFi化出来る】

次に注目の機能をレビューしていきます。

OneMeshに対応した無線LAN中継機とセットで利用すると、簡単にメッシュWiFi環境を作ることが出来ます。
Archer AX55はアンテナが4本のモデルなので、TP-Linkの上位機種にある6本の外付けアンテナモデルと比較すると、電波の届く範囲が違います。
そのため電波の入りが良くないな!と感じる場所があっても、OneMeshを利用すると、電波の環境を大幅に改善することが出来ます。

先ほど紹介したArcher AX55を単体で利用した時のスピード下記の通りです。


同じ条件でOneMeshを利用すると、下記のようなスピードを計測しました。


さらにスピードが出るようになりましたし、安定性も良くなっています。
WiFiは状況によって速度やレスポンスが大きく変わるので、ルーターを買い替えた時に、電波状況が大丈夫かな?と不安な方でも安心して使えます。
最初からメッシュWiFiを買うより安いですし、コンセントに差し込んで初期設定するだけで使えます。

通常の無線LAN中継機を利用すると、利用する部屋でSSIDを変える手間がありますが、OneMeshならその手間は不要です。
ルーター購入後に電波状況が悪くても、OneMeshを利用するとWiFi環境を改善できるのは、安心感が高いポイントでしょう。
下記の記事では、TP-Linkの無線LAN中継機であるRE605Xについて詳しくレビューしています。
関連記事【TP-Link】OneMeshをレビュー【対応無線LAN子機のRE605Xを使ってみた】

不満点・デメリット【他のTP-LinkのWiFiルーターと違いがわかりにくい】
最後に不満点・デメリットを解説していきます。

他のTP-LinkのWiFiルーターと違いがわかりにくい点が気になりました。
もちろん発売時期や性能面で細かく比較すると、違いはあります。
しかし価格帯が同じようなモデルが複数存在するので、本当に自分にあったモデルはどれなのか?見極めにくい点はデメリットかな?と思います。

もちろんArcher AX55の性能や機能に不満点はなく、非常に良いWiFiルーターだと思います。
ただし、似たようなWiFiルーターが複数ある点には、注意すると良いでしょう。

【TP-Link】Archer AX55とAX4800ならどっちを買うべき?【最大スピードと接続台数が違う】

最後にASCII BESTBUY AWARD 2021で、Wi-Fiルーター部門の部門賞を受賞した、Archer AX4800との違いについて解説していきます。

大きな違いはWiFiのスピードと接続台数に違いがあります。
Archer AX55 | Archer AX4800 |
---|---|
外付けアンテナ4本 5GHzのスピードが最大2402Mbps 最大接続台数48台 | 外付けアンテナ6本 5GHzのスピードが最大4324Mbps 最大接続台数80台 |
この他にも細かい違いはありますが、注目すべき違いは上記の通りです。

正直、価格の差があまり無いので、シンプルに高機能なルーターを使いたい方は、Archer AX4800を選んだほうが良いでしょう。
Archer AX4800は、アンテナを6本搭載していて、接続台数やWiFiの最大スピードも優れているWiFiルーターです。
一方で、AX55はコンパクトでコスパが良い点が魅力なので、より安い価格で購入したい人に適しています。

性能重視か?価格重視か?で選択すると良いかもしれませんね。
下記の記事では、TP-LinkのWiFiルーターであるArcher AX4800について詳しくレビューしています。
関連記事【TP-Link】Archer AX4800を評価レビュー【IPv6やOneMesh対応のWiFi 6ルーター】

まとめ

Archer AX55の仕様
製品名 | Archer AX55 |
メーカー | TP-Link |
WiFi(5GHz) | 2402Mbps(IEEE 802.11ax/ac/n/a) |
WiFi(2.4GHz) | 574Mbps(IEEE 802.11ax/n/b/g) |
最大接続台数 | 48台 |
WiFi機能 | ビームフォーミング/高性能FEM |
WiFi性能 | デュアルバンド/OFDMA/エアタイムフェアネス/DFS/4ストリーム |
動作モード | ルーターモード/ブリッジモード |
有線ポート | WANポート×1、LANポート×4 |
USBポート | USB 3.0ポート× 1(簡易NAS対応) |
アンテナ | 高性能固定アンテナ×4 |
OneMesh™ | ◎ |
HomeShield | ◎ |
VPNサーバー | OpenVPN/PPTP |
サイズ | 約261.1×134.5×41.0mm |
TP-LinkのWiFi 6に対応したルーター、Archer AX55を評価レビューしました。

Archer AX55のおすすめポイントは、IPv6 IPoEやWiFi 6に対応している最新の高性能なWiFiルーターです。
- IPv6 IPoE (IPv4 over IPv6)に対応(v6プラス・OCNバーチャルコネクト・DS-Lite)
- 最新WiFi規格であるWiFi 6に対応
- 4本の外部アンテナを搭載
- ビームフォーミングで電波の届く範囲が広い
- デュアルバンド対応でスピードが落ちにくい
- スマートコネクト対応で、SSIDが統一される
- 最大48台まで同時接続が可能
- HomeShield(セキュリティサービス)搭載
- OneMesh機能対応で、メッシュWiFiを構築可能
- VPNサーバー(OpenVPNとPPTP VPNサーバー)として利用可能
- スマートフォンアプリTetherで簡単に設定可能

上記のような特徴があるArcher AX55を実際に使ってみると、下記のようなポイントがあると感じました。
- デザイン⇒4本の外付けアンテナ搭載しているがコンパクト
- 使い勝手⇒アプリを利用して簡単に初期設定が可能
- スピードと安定性⇒買い換えるだけで、実測速度は改善する
- 注目の機能⇒OneMeshを利用すると簡単にメッシュWiFi化出来る
- 不満点・デメリット⇒他のTP-LinkのWiFiルーターと違いがわかりにくい
全体的にTP-Linkらしい、設定の手軽さと機能を搭載したWiFiルーターと言う印象を強く持ちました。
特に最新規格のWiFi 6に対応していて、接続台数も48台と多いので、WiFiを利用する端末が増えても安心して使えるハズです。

広めのマンションや2階建てほどの一軒家で使うなら最適なモデルだと思いますよ!
是非参考にしてみてくださいね!



まとめ記事無線LANルーター買い替えガイド【WiFi 6は意味ない?寿命や交換時期もまとめて解説】





