この記事はQNAP製NASの評判・口コミやおすすめ機種とSSD対応について紹介している記事です。

QNAP製のNASが欲しいなって思っているんだけど、どんな特徴や評判があるのか知りたいな!
という疑問に答えます。
QNAPは台湾のメーカーで、NAS製造の老舗で、本格的な高性能なNASを利用したい人に大変人気があります。

NAS本体とHDDが別売りのNASキットが基本で、専用のアプリ等も充実しています。
と言うことで、この記事ではQNAP製のNASのおすすめ機種と、特徴や評判を解説していきます。
QNAP製NASの評判や口コミとは?
最初にQNAP製NASの評判や口コミはどうなのか?まとめていきます

僕自身がQNAP製のNASに感じる3つの特徴を解説します。
- 新しい機能の搭載が早い
- 専門知識が必要で中・上級者向け
- Synologyより最新技術の搭載が得意
順番に解説します。
その① 新しい機能の搭載が早い
QNAPのNASは新しい機能の搭載が早い印象があります。

SSD搭載やPCI Express拡張スロットなど、スピードアップに役立つ機能の搭載が早いです。
そのような最先端モデルのNASが利用したい場合はQNAPがおすすめです。
もちろん、一般向けのスタンダードなモデルなら基本的にCPUやメモリなどの違いだけで、使える機能に大きな違いはありません。

どのNASを選んでも同じように機能を使える点が魅力です。
その② 専門知識が必要で中・上級者向け
一方で、NASの知識が無いと設定や使いこなすのに苦労します。

バッファローやIODATAよりも機能は充実していますが、手軽さでは一歩劣ります。
バッファローやIODATAのNASなら、データ保管用としての利用がメインになりますが、QNAPのNASはサーバー機能や仮想化環境を作れるなど、様々な機能があります。
その点で初心者の方より、中・上級者向けのNASと言えます。
その③ Synologyより最新技術の搭載が得意
QNAPとSynologyのNASを比べると、Synology製のNASの方が一般家庭向けに強い傾向があります。

マルチメディア機能やセキュリティ関係はSynologyの方が優れている印象です。
その反面、QNAPの方が10Gbps接続やM.2 NVMe SSD対応などの機能面で優れています。

より早いスピードを求めるならQNAPの方が適しています。
関連記事Synology製おすすめNASキット④つ紹介【特徴や評判を解説】
QNAP製NASのおすすめ機種を④つ紹介【コスパ重視から高機能モデルまで】
まずQNAP製NASのおすすめを4つ紹介します。

2020年におすすめモデルをまとめました。

QNAP製のNASはHDDが別売りのNASキットが基本なので注意しましょう。
関連記事【2021年版】NAS用HDDのおすすめは?【WD RedとIronWolfを比較】
コスパ重視なら『TS-128A』
コスパ重視でQNAP製のNASを選ぶなら『TS-128A』がおすすめです。

NASっぽさがない、おしゃれなデザインが特徴的ですが性能も高いです。
クアッドコアCPUや1GBのメモリを搭載しているおかげで、サクサク動き管理画面のレスポンスも良いです。
1ベイのモデルだとRAIDを組むことは出来ませんが、気軽に利用するエントリーモデルのNASとしては、安価でおすすめです。

簡単セットアップマニュアルを見ながら、難なく設定できる点も魅力です。
速さと安定性重視なら『TS-230』
万能モデルのNASを探しているなら『TS-230』がおすすめです。

2020年に発売が開始された新しいモデルです。
Realtek製の1.4 GHzプロセッサと2 GBメモリを搭載しているのでパワフルに動きます。
またコンパクトなのに、熱に効果的で静かな冷却ファンを搭載していて、HDDを搭載する時にドライバー等が不要な点も手軽です。

万能なNASを探している人に最適です。
スタンダートモデル『TS-231P』
HDDの交換が多い人は『TS-231P』がおすすめです。

ホットスワップに対応しているので、電源を切らずにHDDの交換が可能です。
デュアルコアプロセッサーと1GBのメモリを搭載しているので、快適に使うことが出来ます。
HDDの交換が多い方には、電源を切らずにパッと交換できますし、性能も充実しています。

スタンダートなNASが欲しい人におすすめです。
高性能モデルなら『TS-453Be』
高性能なNASが欲しいなら『TS-453Be』がおすすめです。

10GbEの追加もSSDの活用も可能で、高速なストレージ環境が作れます。
内部にPCIeスロットを搭載しているので、将来的に10GBASE-Tに拡張することが可能です。
また、M.2スロットを2つ搭載しておりSSDの搭載も出来ます。
正直、家庭用のNASとしては高機能すぎる気もしますが、高速なストレージ環境を作りたい人に向いています。

高性能なNASを利用したい人におすすめです。
QNAP製NASのSSD対応は?【できるけど、ちょっと早いかも】
QNAP製のNASは、新しい機能の搭載が早い点です。

例えばTBS-453DXというモデルだと、M.2 SSDしか搭載できない特徴的なNASといえます。
もちろん3.5インチのHDDを搭載するモデルでもSSDの搭載が可能です。
今あるNASを利用してスピードアップ出来るので、効果的かと思います。

SSDだけのNASが普及するのはもう少し先になりそうですし。
その点を考えてSSD化を検討しても良いでしょう。
結論&まとめ
QNAP製NASの評判・口コミと、おすすめを4機種を紹介しました。

まずQNAP製NASは下記が特徴的な評判と言えます。
- 新しい機能の搭載が早い
- 専門知識が必要で中・上級者向け
- Synologyより最新技術の搭載が得意
NASを多く製造しているメーカーなので専門知識が必要ですが、使いこなして楽しいと思える機能が多いです。

その点を踏まえつつ、QNAP製のNASを買うなら下記の4つから選ぶのがおすすめです
QNAP製のNASは、高性能な機能と管理画面の使いやすさが魅力です。
バッファローやIODATA製のNASに比べて、HDDを別に購入する必要があるので価格は高くなります。
反面、好きな容量やメーカーのHDDを選べますし、交換もカンタンです。

最先端の機能が搭載されるのも早いですし、SSDの搭載も可能ですよ!
初心者の方には、難しい部分もありますが本格的なNASを組みたい人におすすめと言えます。
ぜひQNAP製のNASを利用してみませんか?