【悲報】無線LAN中継器はおすすめしません【欠点が多く難易度が高い】

この記事は無線LAN中継機は使うべきか?どうなのか?解説している記事です。

家の中で電波の入りが悪い場所があるから、無線LAN中継機を検討しているんだけど、電波状況は良くなるのかな?
という疑問に答えます。
電波状況が悪い部屋があるとイライラしますし、無線LAN中継機を利用すれば改善するかもって思いますよね!

僕自身、そのように考えて無線LAN中継機を利用していた時期がありました。


バッファロー製のWEX-1166DHPという中継機で、6,000円ほどはしたと思います。
しかし結局は無線LANルーターを買い換えることになったので、その経験を元に無線LAN中継機をおすすめしない理由を解説していきます。
無線LAN中継機の購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみて下さい。
【悲報】無線LAN中継器はおすすめしません【欠点が多く難易度が高い】
まず結論から。

無線LAN中継機は欠点が多くて難易度が高いので、おすすめできません。
詳しくは下記で解説しますが、電波状況が上手く改善しなかったり、利用するのに手間が増えてしまいました。
もちろん、無線LAN中継機を利用して快適なネット環境が作れた人も居るでしょう。

しかし無線LAN中継機を利用するなら、無線LANルーターの親機を性能の良いモデルに買い換えた方が確実に快適になると思います。
つまり、無線LAN中継機を利用して、電波状況を改善するのは結構難易度が高いかもしれません。
無線LAN中継機をおすすめしない⑤つの理由
それでは順番に無線LAN中継機をおすすめしない理由を解説していきます。

僕自身が実際に経験した中で、特に不満に思ったところは下記の4つです。
- 電波状況が改善するとは限らない
- 電波が不安定でスピードが遅くなる場合がある
- 場所によってネットワーク名(SSID)を変える必要がある
- ネットワーク名(SSIDの)を変えずに利用すると繋がらなくなる
- 無線LANルーターを買い替えた方がラクだし効果大
順番に解説します。
その① 電波状況が改善するとは限らない
まず、無線LAN中継機利用しても、電波状況が改善するとは限りません。

僕自身が利用した時は、電波が入りにくい場所は改善した!と感じる時もありました。
しかし相変わらず電波が入りにくい時もあり、無線LAN中継機の効果を劇的に感じることが出来ませんでした。
しかも、無線LAN中継機の効果があるのか?効果がないのか?理解することが難しい点も気になりました。

無線LAN中継機を取り付けて、効果を実感出来ないところが難しく感じます。
その② 電波が不安定でスピードが遅くなる場合がある
次に無線LAN中継機を取り付けた時に、前よりも電波状況が不安定でスピードが遅くなるデメリットがありました。

どういう原因でスピードが遅くなるのか?はっきりとは分かりませんでしたが、前より遅い時があったんですよね。
無線LAN中継機の性能が原因なのか?中継機を利用しているから遅くなっているのか?は分かりません。
しかし、せっかく取り付けたのにスピードが低下してしまうと、結構ガッカリします。

逆に言うと、この原因を解明できるなら無線LAN中継機を取り付けるメリットがあるでしょう。
その③ 場所によってネットワーク名(SSID)を変える必要がある
おそらく無線LAN中継機の一番のデメリットが、場所によってネットワーク名(SSID)を変える必要があることです。
具体的に言うと、リビングでは親機のSSID(例えばBuffalo-〇〇)とかで、2回では中継機のSSID(Extender-〇〇とか)に、毎回変える必要があります。

正直、この動作が面倒なんですよね。
iPhoneなら設定⇒Wi-Fiと進んでSSIDの変更が必要になりますが、いちいち変えるのが非常に手間です。
電波状況の改善以前に、この手間が無線LAN中継機って手間だなぁと感じる一番のデメリットだと思います。
その④ ネットワーク名(SSID)を変えずに利用すると繋がらなくなる
無線LAN中継機はネットワーク名(SSID)を変えなくても、利用できる場合もあります。

しかしSSIDを変えずに利用していると、ネットに繋がらない時が多いんですよね。
おそらく電波状況が悪い2階の部屋なのに、1階の親機と繋がろうとしてしまうんです。
そのためうまくつながらなくて、余計イライラする時が多かったです。

この辺を考えると、やはり無線LAN中継機の利用は難しいなぁと思います。
その⑤ 無線LANルーターを買い替えた方がラクだし効果大
無線LAN中継機を検討するのは、部屋のサイズが大きい場合が多いハズです。

そんな時は無線LAN中継機の購入を検討するよりも、無線LANルーターを買い替えたほうが、圧倒的にラクだし効果があります。
無線LANルーターの性能が上がれば、電波状況の改善が期待できますし、利用時のネットワーク名(SSID)の変更等の作業も不要です。
もちろん無線LANルーターを買い換える方が、資金的な負担は大きくなります。
しかし最近はWi-Fiを利用する端末も増えていますし、今後を考えるとトータルで安くなることが多いでしょう。

つまり無線LAN中継機の購入を考えるなら、無線LANルーターの買い替えから考える方がおすすめです。
無線LAN中継機より無線LANルーターの買い替えがおすすめです。
と言うことで、無線LAN中継機がおすすめ出来ない理由と、無線LANルーターを買い換えた方がラクと言うことを解説してきました。

しかし無線LANルーターを買い換えると言っても、家によって広さも変わって、どれを選べばいいのか?難しいのも事実です。
理想を言うと、Wi-Fiルーターの電波状況の悪い時に子機を設置するだけで、ネットワーク名(SSID)等を気にせずに利用できれば一番ですよね!
そんなルーターあるのか?って思うかもしれませんが、最近発売されています。

具体的にはメッシュWi-Fiというシステムの無線LANルーターです。
メッシュWi-Fiは、建物全てに快適なWi-Fi環境を作ろうという考え方のシステムです。
そのため後から子機を増やすことが簡単で、しかも追加した子機を利用する時もネットワーク名(SSID)を変える必要がありません。

特に建物のサイズが大きい一戸建ての場合は、より効果が大きいでしょう。
最近は、国内メーカーのバッファローやエレコム等からも発売されるようになり、かなり入手しやすくなりました。
性能的には、海外製のTP-Linkやネットギア製のメッシュWi-Fiの方が、高性能ではあります。

しかしバッファローやエレコム製なら2万円以下で購入可能な点が魅力です。
以前に比べて価格も下がってきて、入手しやすくなっています。
無線LAN中継機を購入するなら、メッシュWi-Fiを候補にしてみるのはどうでしょうか?

メッシュWi-Fiについては、下記の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみて下さい。
関連記事【2020年版】メッシュWi-Fiのおすすめとその選び方【大手⑤社を比較】
結論&まとめ
無線LAN中継機をおすすめしない理由を解説してきました。

下記の5つのポイントが理由で、おすすめできません。
- 電波状況が改善するとは限らない
- 電波が不安定でスピードが遅くなる場合がある
- 場所によってネットワーク名(SSID)を変える必要がある
- ネットワーク名(SSIDの)を変えずに利用すると繋がらなくなる
- 無線LANルーターを買い替えた方がラクだし効果大
無線LAN中継機よりも無線LANルーター自体を買い替えたほうが、ラクだし効果があります。

特に無線LAN中継機を検討するのは、建物のサイズが大きい場合が多いハズです。
そんな時に効果がある無線LANルーターは、メッシュWi-Fiと呼ばれるシステムです。
建物全体に快適なWi-Fi環境を作ろうと言う方法で、電波状況が悪い場合に子機の追加も手軽です。

子機を追加してもネットワーク名(SSID)の変更の手間がない点も魅力です。
国内メーカーのバッファローやエレコムからも発売されていますし、海外メーカーの高機能なモデルもあります。
価格も20,000円以下で購入できるので、資金的な負担も多すぎない点もメリットと言えます。

無線LAN中継機は欠点も多くて難易度が高いので、個人的にはメッシュWi-Fiを選んだほうが良いと思いますよ!
是非参考にしてみて下さいね!
関連記事【自宅用】WiFi無線LANルーターの選び方【2021年の注意点も解説】