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SwitchBotハブ2をレビュー【実際に使って分かった特徴や機能、注意点を徹底解説】

この記事はSwitchBotハブ2をレビューしている記事です。

SwitchBotから新しいハブが発売されたって聞いたんだけど、ハブ2は何が違うの?詳しいレビューが知りたいな!
という疑問に答えます。
スマートホームの世界は日々進化しており、その中心にあるのが「ハブ」で、SwitchBotから最新モデルのハブ2が発売されています。

最新モデルとして注目を集めていますが、実際のところどのような特徴を持ち、どんなメリットがあるのでしょうか?
そこでこの記事では、SwitchBot ハブ2の基本情報から、進化したポイント、設置の簡単さ、スマートホームとの連携方法、実際の使用感、価格とコストパフォーマンス、そしてどんなユーザーに適しているかまで、詳しく紹介していきます。
SwitchBot ハブ2に興味がある人はぜひ参考にしてみてください。
メリット | デメリット |
---|---|
温湿度計や照度計などを新たに搭載 Matter対応など機能面が大幅に強化 iPhoneなどからの操作がより快適になった | 価格が少し高めなのが惜しい 利用可能なWi-Fiは2.4GHzのみ |

下記の記事では、SwitchBotのスマート家電に危険性はあるのか?実際に使って分かったメリットやデメリットをまとめています。
関連記事SwitchBotに危険性はある?どこの国のメーカー?中国?【実際に使って分かったメリット・デメリットまとめ】

SwitchBot ハブ2は買うべき?【実際に使ってわかった評価やおすすめする理由を解説】

まず最初にSwitchBot ハブ2は買うべきなのか?実際に使ってわかった評価やおすすめする理由をまとめていきます。

SwitchBot ハブ2は、温湿度計や照度計を内蔵し、前面のLEDで温湿度を表示するなど旧モデルよりも大幅に進化しています。
例えば温湿度計や照度計を内蔵し、前面のLEDで温湿度を表示する機能が新たに搭載されました。

また、赤外線通信範囲は前モデルの2倍にパワーアップし、最大30mの距離までカバー可能で、全方位に赤外線を送信ので、家電の位置を気にすることなく使用できるようになりました。

家のどこにいても、全ての家電をリモコン操作できるだけでなく、リモコンの登録もより手軽に行えるようになった点が印象的です。

このように進化しているのに、サイズは約80 × 70 × 24mmとコンパクトで、重量も63gと軽いので設置場所に困りません。
他にもスマートホームの統一規格であるMatterにも対応しており、AppleのHomeKitを介して一部のSwitchBot製品を操作できるようになっています。

iPhoneの”ホーム”アプリなどから操作できるので、使い勝手が大幅に良くなりました。
このようにSwitchBot ハブ2は、機能が大幅に進化しているので、新たにスマートホームを構築したい人から、旧モデルからの買い替えの方でも満足できると思います。

下記の記事では、SwitchBotハブミニの特徴や使い方を詳しくレビューしています。
関連記事【スマートリモコン】スイッチボットハブミニをレビュー【設定方法や使い方、アレクサとの連携を徹底解説】

SwitchBot ハブ2のできることは?【特徴や進化した機能、基本情報まとめ】

次にSwitchBot ハブ2の特徴について紹介していきます。

SwitchBot ハブ2の特徴は下記の通りです。
- 赤外線送信範囲がハブミニの2倍に拡大し、家電を快適に操作可能
- 内蔵された温湿度計でより精確な温湿度を測定
- 「スマートラーニング」モードで家中の赤外線リモコンをワンタッチで追加可能
- プリセットリストが随時更新され、新旧の家電に対応
- リモコンのメーカー名や家電の型番がプリセットリストにない場合は、「カスタマイズ」モードで学習可能
- Apple Watchからの操作が可能
- スマートスピーカーとの連携で音声操作を実現
- Matterに対応し、SwitchBotデバイスと赤外線家電を統合管理
主な特徴を順番に紹介していきます。
温湿度計と照度計が加わった!

まず最初に最大の進化点から紹介していきます。

SwitchBot ハブ2の最大の進化点は、温湿度計と照度計が追加されたことです。
これにより室内の温度や湿度、そして照度をリアルタイムで計測し、それに応じたスマートな操作が可能になりました。
旧モデルでは別売りの温湿度計を購入する必要でしたが、ディスプレイで確認できるようになっています。

この機能を搭載したことで、室内が一定の温度や湿度に達したらエアコンを自動で調節する、または室内が暗くなったら自動で照明を点けるなどを1台のハブだけで実現できます。
複数台のスマート家電を組み合わせなくても利用できるので、非常に便利になりました。

下記の記事では、SwitchBot ボットの特徴や使い方を詳しくレビューしています。
関連記事SwitchBot ボットをレビュー【壁の電源スイッチがうまくいかない時の対処法も徹底解説】

Matter規格への対応とそのメリット
次にSwitchBot ハブ2は、スマートホームの統一規格であるMatterに対応しました。

これによりさまざまなメーカーのデバイスとの互換性が保たれるようになりました。
Matterとは、異なるスマートホームプラットフォームを連動し、さらに便利で簡単に活用できるようにする、スマートホームの新概念です。
SwitchBot 公式サイト
現在様々なスマートホームの規格があり、それぞれ互換性がないと同じように利用することができません。

その点でSwitchBot ハブ2はMatter規格に対応したことで、使い勝手が大幅に良くなっています。
\\SwitchBotハブ2でMatterの対応デバイス//
デバイス | MATTER対応 |
---|---|
カーテン(ファームウェアV4.6にて対応) | 対応可 |
カーテン3 | 対応可 |
ブラインドポール | 対応可 |
ハブ2の温湿度 | 対応可 |
ハブ2の照度 | 開発中 |
自動学習と手動学習でハブ2に登録済みのリモコン | エアコンリモコン:冷房、暖房、オンオフ対応可能 その他リモコン:オンオフのみ対応可能 | 対応可
ハブ2のon&offボタン | 開発中 |
ロック(ファームウェアV5.8にて対応) | 対応可 |
ボット(ファームウェアV6.4にて対応) | 対応可 |
リモートボタン | 開発中 |
温湿度計 | 2023年第4四半期にて対応可能 |
人感センサー | 対応可 |
開閉センサー | 対応可 |

旧モデルのSwitchBot ハブは非対応なので、互換性の良さだけでも買い換える理由になりそうですね。

Apple HomeKitとの連携
またSwitchBot ハブ2はApple HomeKitとの連携もサポートしています。

これによりiPhoneやiPadなどのiOSデバイスを使用して家電製品をコントロールできるようになります。

これにより、例えば「おはよう」と一言言うだけで、朝のルーティンを自動化し、照明を点けたり、カーテンを開けたり、コーヒーメーカーを起動するなどの操作が可能になります。
また、HomeKitとの連携はセキュリティ面でも優れており、Appleの厳格なプライバシー基準に基づいて運用されるため、安心して使用することができます。

Siriを通じて音声コマンドで家の中のデバイスを操作できるようになったので、操作がより快適になりました。

switchbot ハブ2をレビュー【実際に使って分かった機能や使い勝手】

次にSwitchBot ハブ2をレビューしていきます。

実際に使ってわかった使用感や機能性で感じたことは下記の通りです。
- デザイン⇒コンパクトでミニマルな印象
- 初期設定⇒アプリを使った簡単に設定できる
- 機能⇒温湿度計と照度計を使ったスマートな生活を自動化できる
- 使い勝手⇒音声とスマートフォンで簡単にリモコン操作ができる
- 不満点・デメリット⇒SwitchBot ハブミニと比較すると価格が高め
順番に紹介していきます。
デザイン【コンパクトでミニマルな印象】

まず最初にデザインからレビューしていきます。

SwitchBot ハブ2は、そのミニマルなデザインでどんなインテリアにも馴染む印象です。
本体はシンプルながらも機能的なデザインを採用しており、スタンド機能も備えていて、サイズは手のひらに収まるほど小さくどこにでも設置可能です。

また電源用のUSBケーブルは、SwitchBot ハブミニのMicro USBからUSB-Cに変更されて利便性が良くなりました。
USBケーブルも充電器も付属しているので、別途購入する必要がない点はメリットです。

また斜めの角度で置くことができ、ディスプレイの視認性と操作性を高めることが可能です。

他にも両面テープが付属しているので、壁に取り付けることもでき、空間を有効に活用できるなど、柔軟に利用できる点はメリットだと思います。

初期設定【アプリを使った簡単に設定できる】

次に初期設定についてレビューしていきます。

SwitchBot ハブ2の設定は、専用アプリを利用して数ステップで完了します。
まずアプリ内でデバイスの追加を選択し、ハブ2のON/OFFボタンを2秒間長押ししてデバイスをアクティブにします。

次に、自宅のWi-Fiネットワークを選択し、パスワードを入力。最後に設置場所を選ぶだけで、簡単にハブ2が使用可能になります。


特別難しい点はないので、スマートホームデバイスに不慣れな方でも気軽に利用できると思います。
ただし新たに対応したMATTERに関しては、もう少し設定が必要です。


といっても、アプリの指示に従って操作するだけなので難しい点はありませんでした。

この設定をするだけで、iPhoneのホームアプリやSiriでの操作が可能になります。

個人的には、Home Pod miniで操作できるようになった部分は非常に快適に使えています。

下記の記事では、Apple製のスマートスピーカーであるHome Pod miniの特徴や機能を詳しく紹介しています。
関連記事【何ができる?】HomePod miniできることまとめ【音質やスピーカーなど機能の魅力を徹底レビュー】

機能【温湿度計と照度計を使ったスマートな生活を自動化できる】

次に機能についてレビューしていきます。

新たに内蔵された温湿度計と照度計は、ただ単に環境データをモニタリングするだけでなく、それを活用してより快適な生活環境を作り出すための自動化させることが可能です。
例えば、室内の温度が一定の基準を超えたら自動でエアコンを起動させたり、湿度が高くなりすぎたら除湿器をオンにするなど、細かい設定が可能です。

また照度計を使えば、部屋が暗くなったら自動で照明を点けるといったことも実現できます。

部屋の状況に合わせて自動化できるので、節電や省エネにも貢献してくれそうです。

使い勝手【音声とスマートフォンで簡単にリモコン操作ができる】

次に使い勝手についてレビューしていきます。

SwitchBot ハブ2は、Amazon AlexaやApple HomeKitとの連携により、音声での操作が可能です。
例えば、リビングにいながら「Alexa、エアコンをつけて」と一言声をかけるだけで、エアコンが起動します。
他にもスマートフォン一つで家中の家電をコントロールできるため、外出先からでも家の中の環境を整えることができます。

SwitchBotハブミニと比較して赤外線の送信範囲は2倍になり、全方位に送信可能でリモコンが届かない心配も大きく減りました。
このようにスマートリモコンで心配になることが多いリモコンの電波が届かない!という不安がなくなった点は大きな魅力だと思います。

不満点・デメリット【SwitchBot ハブミニと比較すると価格が高め】
最後に不満点やデメリットに感じる部分を紹介していきます。

SwitchBot ハブ2は、やや高価に感じられる方もいるかもしれません。
通常販売価格が8,980円となっており、これは前モデルであるハブミニが5,480円という価格と比較すると、価格が倍近くになっています。
しかし、この価格には温湿度計や照度計が内蔵されていること、赤外線の送信範囲が前作の2倍になっているなど進化している部分が多いです。

そしてスマートホームの統一規格Matterに対応していることなど、より使い勝手が良い部分が多くあります。
初回導入としては少々投資が必要ですが、その機能性を考えれば、長期的に見てコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。

SwitchBot ハブ2を購入する前に知っておきたい注意点【Q&A】

最後にSwitchBot ハブ2を購入する前に知っておきたい注意点を紹介していきます。

簡潔にQ&A形式で紹介します。
- SwitchBot ハブ2がおすすめなのはどんな人?
-
1つの機種で温湿度計や照度計などを利用可能なので、初めてスマートホームを構築したい人は、複数のデバイスを買わなくて良いのでおすすめです。
また新たにMatter対応したので、既にハブを持っている方でもより便利になります。
- SwitchBot ハブミニとSwitchBot ハブ2のどっちを買うべき?
-
温湿度計や照度計やMatter対応などの機能面で優れているので、迷ったらSwitchBot ハブ2がおすすめです。
一方、よりコスパを求める方はSwitchBot ハブミニの方が良いかもしれません。
- SwitchBot ハブ2の説明書はある?
-
SwitchBotハブ2の説明書はパッケージに同封されています。
紛失した場合などでも公式サイトでPDFファイルをダウンロード可能です。

まとめ

- 温湿度計や照度計などを新たに搭載
- Matter対応など機能面が大幅に強化
- iPhoneなどからの操作がより快適になった
- 価格が少し高めなのが惜しい
- 利用可能なWi-Fiは2.4GHzのみ
SwitchBot ハブ2をレビューしました。

今回機会があり利用させていただきましたが、旧モデルのハブミニと比較して、非常に進化しているな!と感じました。
- 赤外線送信範囲がハブミニの2倍に拡大し、家電を快適に操作可能
- 内蔵された温湿度計でより精確な温湿度を測定
- 「スマートラーニング」モードで家中の赤外線リモコンをワンタッチで追加可能
- プリセットリストが随時更新され、新旧の家電に対応
- リモコンのメーカー名や家電の型番がプリセットリストにない場合は、「カスタマイズ」モードで学習可能
- Apple Watchからの操作が可能
- スマートスピーカーとの連携で音声操作を実現
- Matterに対応し、SwitchBotデバイスと赤外線家電を統合管理
温湿度計や照度計を搭載したことで、より部屋の状況に合わせて自動化できる点が魅力です。

iPhoneの”ホーム”アプリに対応したので、より操作が手軽になりました。
コンパクトなサイズと洗練されたデザインなので、見た目が可愛らしい点も魅力です。
8,980円という価格が高い!と感じる人もいるかもしれませんが、価格と機能のバランスを考えるとその価値はあるのかな?と思います。

スマートホーム初心者から既存のSwitchBotユーザーまで、幅広いニーズに応える一品と言えるでしょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
下記の記事では、SwitchBotのスマート家電に危険性はあるのか?実際に使って分かったメリットやデメリットをまとめています。
関連記事SwitchBotに危険性はある?どこの国のメーカー?中国?【実際に使って分かったメリット・デメリットまとめ】




